こんにちは!東京マラソン財団スポーツレガシー事業 チャリティ・アンバサダーを務めさせていただいておりますM高史です。
10月20日(日)東京レガシーハーフマラソン2024が開催されました。
会場となった国立競技場ではEXPOのほか、さまざまなイベントも開催されたのですが、M高史も顔を出させていただきましたので、リポートさせていただきたいと思います。
ガイドランナー体験教室
まずはEXPO初日となりました10月18日(金)。この日はガイドランナー体験教室が開催されました。
講師は日本ブラインドマラソン協会で理事をされている安田享平さん。そして、ゲストにアテネパラリンピック金メダリストの高橋勇市さんがお越しでした。安田さんによる講義では視覚障がいについての基礎知識、伴走のルール、実際の現場でのお話など、ここでしか聞けないような内容もありました。講義のあとはトラックへ移動して、実際に伴走を体験。国立競技場で伴走できるというのも貴重な機会ですよね!参加者の皆さんは交互にアイマスクをして、声をかけながら、伴走されていました。
M高史はデモ役にご指名いただき、高橋勇市さんの伴走を行いました。実は以前、マラソン大会の途中で高橋勇市さんの伴走者の方が故障をしてしまい、たまたま同じマラソン大会に出走し、後方から追い上げてきた僕が気づいて、途中から高橋勇市さんの伴走をさせていただいたことがありました。今回はそれ以来の伴走となります。
参加者の皆さんは、とても充実した表情をされていました。今後、伴走練習会や大会の伴走など、きっとさまざまな場面でブラインドランナーのサポートをしてくださると思います!
子どもも大人も夢中になれるレガスタ大運動会
10月19日(土)EXPO2日目。この日はレガスタ大運動会が開催されました。
種目は
バブルサバイバル
つなひき
ビーチフラッグス
パン食い競争
大玉送り
と楽しくて熱い種目が盛りだくさん!そしてスペシャルゲストには有森裕子さん。有森さんといえば、マラソン大会でもいつも声を枯らすほど最後のランナーさんまで全力応援されてらっしゃいます。この日も全力で競技に参加され、つなひきでも最前列で真剣にチャレンジされてました。
子どもたちも思いっきりチャレンジできるのはもちろん、保護者の皆さまも全力で参加されているのが印象的でした。バブルサバイバルのように相手を思いっきり倒したり、飛ばしたりする機会なんて日常ではありえないですもんね(笑)
男女とも大会新記録が誕生
10月20日(日)いよいよ東京レガシーハーフマラソン2024大会当日です。ハーフマラソン男子ではアモス・クルガト選手(ケニア・中電工)が大会新記録となる59分52秒で優勝を飾りました。東京レガシーハーフマラソンで初となる1時間切りを達成です。日本人トップの8位に入ったのは西山雄介選手(トヨタ自動車)で1時間01分13秒。駒澤大学OBの西山選手。M高史の後輩にもあたる西山選手の快走は嬉しくなりました!
ハーフマラソン女子ではロイス・チュムヌング選手(ケニア)が1時間07分27秒の大会新記録で優勝。男女とも大会記録が更新されるハイレベルなレースとなりました。
トップ選手はもちろん、東京のど真ん中を走れるというのは最高ですよね!また、ハーフマラソンという距離はフルマラソンに比べても初めて大会に参加される方にとっても完走しやすく、体へのダメージも少ないのかなと思います。今回、初めて走られた方もぜひこれからも走り続けていただけたら嬉しいですね。
ハーフ終了後もイベント盛りだくさん
ハーフマラソン終了後もイベント盛りだくさんです。まずは瀬古利彦さん、大八木弘明さんによります「中高生アスリート中長距離スペシャルアカデミー」です。M高史はMCを務めさせていただきました。マラソン界のレジェンドである瀬古利彦さん。そして、僕にとっても駒澤大学の恩師である大八木監督。お二人に囲まれて貴重な機会に感謝ですし、恩返しのつもりで務めさせていただきました。中学生、高校生向けのイベントとなりましたが今回はほぼ中学生の皆さんが参加されました。「自己記録を達成したい」「全国大会に出場したい」「全国で入賞や優勝をしたい」と皆さん目標はそれぞれでしたが、真剣に聞いて、質問も積極的でした。
前半が講義で、そのあとは実技です。トラックへ移動して実際に走っていきます。大八木監督は腕ふり、ピッチ、足の運び具体的な声をかけていただき、熱い檄が飛びました。
100mの流しを5本行ったあと、グループに分かれて400mを1本です。スパイクに履き替える本気モードの選手も多かったですね。男子は2グループ、女子は1グループに分かれて行ったのですが、事前に聞いていたタイムよりもはるかに速いペースでフィニッシュ地点になだれ込んできました。この日が自己ベストだったという選手も多く、皆さんにとっても貴重な機会になったのではないでしょうか。
400mが終わってからも大八木監督はクールダウンの大切さについてお話されていました。指導となるとスイッチが入ってとにかく真剣な大八木監督です!
続いて「パラ陸上教室」さらには「100mチャレンジ」が行われました。
「パラ陸上教室」全体で皆さんとジャパササイズで準備体操。3つに分かれて、それぞれ教室が開催です。そのあと、100mチャレンジで皆さん国立競技場のホームストレートを思いっきり駆け抜けていかれました。
パラ陸上教室レポート
大会名にレガシーという言葉が込められている通り、こどもたちから人生の大先輩までまさに老若男女の皆さまがスポーツ、ランニングを通じて、思いっきりチャレンジする機会って素敵だなと感じる3日間となりました。
僕自身もたくさんの方の笑顔、優しさに感謝の気持ちでいっぱいの3日間となりました。ありがとうございました。現状打破!
