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第1回大会参加者スペシャルインタビュー
東京レガシーハーフマラソン 2022ボランティア
日比 麻記子さんインタビュー

中学生の頃にボランティアに出会ってから、多くのボランティア活動に参加。現在は大学院に在籍しながら、VOLUNTAINERとしての活動や、若い世代のボランティアを増やす活動を支援。世代を超えた人との出会いを大切にしながら大会運営を支えているVOLUNTAINERメンバーの日比麻記子さんに、昨年の活動の思い出などをふまえながら東京レガシーハーフマラソンだからこそ味わえる、ボランティア活動の魅力を語っていただきました。

気づいたら、ボランティア活動にのめり込んでいました。
初めてボランティアを体験したのは中学生の頃でした。学校の課題だったということもあり、積極的な参加ではなかったのですが一度やってみたら楽しくて、もっと活動したいという前向きな気持ちになりました。高校生の頃には、有志を集めて、サイクロンで被災したバヌアツ共和国を支援する団体を立ち上げ、それがきっかけで、より主体的にボランティア活動をするようになりました。大学時代は、ちょうど東京2020オリンピック・パラリンピックの開催と重なったので、この4年間の学生生活を東京2020に関わることに時間を捧げようと決心し、学内に立ち上がったオリンピック・パラリンピックプロジェクト実行委員会の代表を務めるなど、大学連携活動に参画して様々なボランティア活動をしました。こういった中で他大学の学生団体の方々や大会に関わる方々との繋がりができたり、普通に学生生活を送っていたら出会わなかったであろう多くの出会いや経験を得ることができました。振り返ると私は、ボランティアの経験の中で自分自身を成長させてきたと言えると思います。

熱気に包まれた会場の中で感じる、参加者としての一体感。
東京マラソンも東京2020も、東京レガシーハーフマラソンも、私が魅力に感じるのはその規模の大きさです。世の中から注目されている一大イベントに、自分もボランティアとして関わることができることに、何よりも興奮しました。
また、東京レガシーハーフマラソンは、「レガシー」という言葉がついていることもあり、ランナーの方々も特別な想いを持って参加されていると感じました。
昨年の大会では、国立競技場内でランナーの手荷物の受け渡しを担当しました。国立競技場に入るのも初めてで感激しましたし、何よりランナーの興奮が自分の活動場所まで伝わってきて、テレビでは味わえない生の熱気を体感することもできました。東京レガシーハーフマラソンは、国立競技場でのスタートとフィニッシュをどちらも見守ることができるので、大会参加者としての一体感がとても嬉しかったのを覚えています。

世代も職業も違う仲間と出会える、緊張感とワクワク感。
様々なボランティアをしてきましたが、今でも緊張感はあります。ボランティアは学校や職場の仕事とは違い、毎回「初めまして」の挨拶から始まって活動が終わるとその場で別れる、の繰り返し。限られた時間の中でコミュニケーションを取れるようになる必要があります。今日はどんな方と一緒に活動をするのだろうか?毎回活動が始まるまでは緊張します。さらに、年代や職種もバラバラなメンバーと協力して活動するので、正直プレッシャーは大きいです。うまくコミュニケーションが取れず、苦労することもあります。でも、それがボランティア活動の魅力でもあると思います。自分の父親や母親くらいの年代の方々と一緒になってアイディアを出し合って、チームワークを高めたりすることは、大学生活ではできない素晴らしい経験になります。またボランティアの醍醐味は、誰かに必要とされることに喜びを感じられること。人の役に立てる自分に自信がついて、また堂々と日常と向き合える感覚もあります。ボランティア活動をすることで、自分が所属できる新しいコミュニティと出会えるワクワク感と、自分の居場所を見つけられたという安心感もありますね。

いい一日にするために、自分にできることをすればいい。
ボランティア活動に挑戦するのは、初めての人に限らず緊張することだと思います。でも、ボランティア活動のために集まってきた人全員に共通するのは、「その日をいい日にしたい」という気持ちを持っていることだと思うのです。だから当日は、困ったことがあっても必ず誰かが助けてくれますし、自分がどういう活動をしたいか、という気持ちをしっかり受け止めてもらうこともできます。無理してやるのではなくて、自分にできることをして、結果的に大会を支える一部になれたら自分の中のチャレンジとしては大成功なのではないでしょうか。
ランナーに「お疲れ様でした!」「おめでとうございます!」と声を掛けると、ランナーのみなさんからも「お疲れ様!」「ありがとう!」と感謝していただけます。それが嬉しくて、またエントリーしようという気持ちになります。ボランティア活動はこれからもやめられないですね!
ボランティアメンバーエントリー受付中
〜6月14日(水)17:00
エントリーはこちら
▷https://legacyhalf.tokyo/volunteer/index.html

